熊本バス いすゞKK-LR233J1 +西工96MC
いすゞの中型車は、平成10年排ガス規制(KK-)に移行したあと・・つまりエルガミオになってからは、富士重工の架装例が無くなりますが、西工は架装をつづけました・・・これは、シャーシメーカの事情というよりコーチビルダー側の採算性で対応が分かれたようですが。もっとも、西工の中型車は圧倒的に日デRMが多く、いすゞは少数派であることには変わりありません。
![熊本バス いすゞKK-LR233J1 +西工96MC_e0030537_22285950.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201706/12/37/e0030537_22285950.jpg)
・熊本バス いすゞKK-LR233J1 +西工96MC 2008年7月 交通センター(熊本県熊本市)
画像は熊本バスでの導入例。
いすゞKK-LRへの西工架装例は、ワンステップばかりで、ノンステは存在しないようです。
熊本バスは、前回取り上げた一畑電鉄同様、いすゞU-LRワンステの西工架装車を導入しており、それ流れの上にこの車両もあります。仕様も変わらず、逆T字窓で前中折戸となっています。
中型+96MCで前中引戸を採用すると、戸袋直前の窓柱が太くなる傾向にあり、重たい印象になることが多いのですが、折戸だと窓も大きく、軽快な感じがするように思います。