川中島バス 日野U-HT2MLAA・U-HT2MMAA +富士7E
このブログをはじめた2005年の夏に
増加する遠鉄出身車というタイトルで、もと遠州鉄道の日野HT+富士7Eを取り上げています。それまで、貸切や中型車に限られていた遠鉄からの移籍車が大型の一般路線車からも出てきたのがこの頃だったわけです。結局のところ、芸陽バスは1台で終わり、越後交通グループでは他の車種はいろいろ入りましたがHT+7Eはやはり1台で終わりました。そのかわりに、多数を導入した事業者の一つが長野の川中島バスでした。同社は、それまでに
中型車が移籍していたので、その流れだったのでしょう。車齢14年での移籍でした。

・川中島バス 日野U-HT2MLAA +富士7E 2007年9月 長野駅前

・川中島バス 日野U-HT2MLAA +富士7E 2007年9月 長野バスターミナル

・川中島バス 日野U-HT2MMAA +富士7E 2007年9月 長野駅前
川バスには2006~2007年に、合計9台?が移籍しています。軸距が4.8mのHT2MLAAが多数ながらも、2台は軸距5.3mのHT2MMAAとなりました。遠鉄では後部に行先表示がなかったため移籍に際して新設しています。それ以外は外観には大きく手を加えられていません。使用地域を考えれば、暖房の増強などは行われていたと思いますが。窓回りを黒く塗装していますが、1991年導入車とそれ以外では前扉附近の処理が異なっていました。
もとからの中乗り前降りである点は川バスと共通していて使いやすかったでしょう。またグレードの高い内装ゆえ、導入当初は比較的距離のある松代方面の路線に充当されていることが多かったように記憶しています。