奈良交通は1980~90年代中頃に導入した車両はアクの強い仕様が多く、マニアから注目される機会が多い事業者であると思います。拙ブログでも何度かとりあげましたが、本日はこの車両を。
・奈良交通 いすゞP-LV214Q +IK 2002年7月 王寺駅前(奈良県北葛城郡王寺町)
奈交はスケルトンボディーの導入~P-規制の最後あたりまで、大型車は窓を固定式にしていたのが特徴でした。これは他の事業者では、あまり導入事例がありませんね・・・・だいぶあとで都営バスが1年だけ入れたことがありましたが。
後輪のカバーは関西地方の事業者で見られますし、後扉の下半分に窓があるのも他の事業者で見られますが、それらをともに導入しているとなると、やはり限られてきます。
そして車両の長さは最大長の軸距6.0mを採用しています。これは
モノコックの車種の時代から変わりませんが、そもそもキュービックバスで最大長という事例が少ないため、より印象に残ることになったと思います。