国鉄バスは全国的に富士重工架装の一般路線車が配置されていたため、分割民営化後も各社で見ることができました。ただし会社間には当然格差があり、JR四国は民営化後には導入例がなく、国鉄時代も3Eが最後であったため影が薄い存在でした。

・四国旅客鉄道 いすゞK-CJM470 +富士3E 1996年10月 高知駅
画像は高知に配置されていた、いすゞC系の短尺車。
前中折戸の典型的な国鉄バスで、サブエンジン式のエアコンを搭載しているところが地域性を表しているといえましょう。
現在は土佐山田駅発着でアンパンマン一色の大栃線ですが、この頃は未だ御免を経由して高知駅まで乗り入れていました。この頃は駅の西側に仮設のバスターミナルがあり、各社のバスが発着していました。