北海道の士別市周辺に幾つかの路線を有する士別軌道。
その名が示すように1959年までは軌道を保有していました。沿線に御料林があった関係で国が圧倒的な大株主であった時代が長く続いていたという少々変わった経歴のある事業者です。

・士別軌道 三菱ふそうU-MP618K +呉羽 2004年6月 北海道士別市
士別軌道は現在、半ば動態保存的に保有されているRCをはじめ保有車両の大半が日野ですが、ごくわずかながらふそうが在籍しています。画像はその一例で、もと東京都交通局のエアロスターKです。エアサス・逆T字窓の仕様から解るように、もとは都市新バス「グリーンシャトル」(都01 渋谷駅~六本木~新橋駅)の専用車でした。
士別軌道には2両が移籍しています。この頃は、もと都営バスは他にも日野HT・HU、いすゞLVが各1両づつ移籍していたので、その流れの上でのことでしょう。いずれも、エアサスで2人かけシートの都市新バス仕様が多く選択されていたのは融雪剤の影響や在来車の仕様を考えると納得するものです・・・とはいえこのMPは市内循環線での使用が多かったようですが。
現在は2両とも廃車になっています。