山梨交通は旧・国際興業系の中では親会社から移籍車を導入するのは遅く、1990年代の終盤に入ってからでした。したがって、親会社に倣いメーカーはいすゞばかりでしたが、平成6年規制車までは自社発注車が多数入っています。今回は、その中から中型車のP-LR・U-LR・KC-LRをとりあげたいと思います。

・山梨貸切自動車 いすゞP-LR312J +IK? 2008年8月 甲府駅前

・山梨交通 いすゞP-LR312J +IK 2003年8月 甲府駅前

・山交タウンコーチ いすゞP-LR312J +IK 2014年8月 甲府駅前

・山交タウンコーチ いすゞP-LR312J +IK 2009年9月 韮崎駅前(山梨県韮崎市)
山梨交通は
昭和54年排ガス規制から中型車を大量導入しています。昭和58年排ガス規制のP-LRも50両近くが導入されました。初期の車両は前中扉。1988年式以降は後部方向幕付きで、出入り口表示がステッカーになっています。
1989年式以降は、扉配置が前後引戸に変更されています。なお、同時期の大型車(キュービック P-LV314K)は1989年式以降しか導入していないため、前後扉しかありません。

・山梨交通 いすゞU-LR332J +IK 2016年8月 甲府駅前

・山梨交通 いすゞU-LR332J +IK 2014年8月 甲府駅前

・山交タウンコーチ いすゞU-LR332F +IK 2003年8月 甲府駅前
平成元年排ガス規制適合のU-LRになりましたが、1994年式までは基本的な仕様は1989年式以降のP-LRに同じです。ただし導入台数は絞られ18両に留まっています。下の画像の車両は赤紫色の部分が紫色になっていますが、これはバイオディーゼル試験車を意味します。
U-LRの最終導入となった1995年式は、再び前中扉に戻る一方、長さは短尺(軸距3700mm)のU-LR332Fが選択されました。2両が導入されています。画像の車両は、当時発売されていた乗車ICカードにクレジットカードを一体化させたバスOMCカードの広告車になっていました。

・山梨交通 いすゞKC-LR333F +IBUS 2016年8月 甲府駅前

・山梨交通 いすゞKC-LR333J +IBUS 2003年7月 甲府駅前
平成6年排ガス規制適合のKC-LRは、1996~1997年式では1995年式のU-LRを踏襲した仕様で導入されました。6両が導入されています。しかし1998年式は長尺に戻り、しかもCNG車となりました。この仕様は6台が投入されました。
CNG中型はエルガミオにモデルチェンジ後も導入が続きました。