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久しぶりに言語が増えました。
今年もよろしくお願いいたします。
2020年/令和2年。かのえね(庚子)年。令和最初の表紙ですが、総合のほうは西暦にちなみ、静岡鉄道のクモハ20としました。この車両は
一昨年、拙ブログで取り上げているので、そちらの内容を参照してみてください。
そして、バスの方も20を使うとなると、なつかしのU20系が思い出されるわけですが、この型式については平成20年だの2013年だの何度か表紙を飾っているので面白くない・・・ということで、子年→ねずみ年→ねずみ色をうまく使った常磐交通の車両としました。ちょっと苦しいですが、昔の警察バスを貼るわけにも行かず・・・
さて、路線車体にこだわらなければ、令和2年にふさわしい車体が富士重工にはありました。それは当然ながら、

・西肥自動車 日デP-RA53TE +富士5R2 2006年9月 佐世保駅前

・小湊鉄道 日デP-RA46T +富士5R2 1999年6月 千葉県市原市

・三重交通 いすゞP-LV719R +富士5R2 2002年7月 名古屋市中村区

・富山地方鉄道 日野P-RU636CB +富士5R2 2011年4月 富山駅前

・小湊鉄道 三菱ふそうK-MS615S +富士5R2 1998年11月 千葉市中央区
富士重工15型R2・・・いわゆるR2です。
R15形シリーズの貸切ボディーのうち、丸みの多いR*シリーズにはR1~R3の3種類がありました。これは13形のラインナップを引き継いだものですが、最もポピュラーなのがR3。続いてR2。少数派のR1となります。
さて、R3とR2は混同されることも多いのですが、その差は前面窓。すなわち1枚なのがR3、左右2分割なのがR2となります。余談ですが、これに限らず、マニア一般にも広まった富士重工のバス車体の呼称は、基本的には車体断面と前面形状で決まっています。
各車についても少々。
西肥自動車はいちばんオーソドックスな日デRA5*系。RA53は1986年にモデルチェンジしたもので、エンジンが排気量17l、340PSのRF8型を搭載しています。型式末尾のEは、前軸が独立懸架であることを示しています。
小湊鉄道(日デ)は、少数派だったRA46系。排気量11.7l、ターボインタークーラー付きで出力を330PSに高めたPE6Tを搭載しています。なおRA53/46ともに型式の後ろにAが付く場合がありますが、これはフルエアブレーキを示しています。
三重交通は、いすゞLV。同社は、車軸懸架のLV219と、独立懸架のLV719の両方を並行して導入していました。この車両は特急路線車として使われていました。
富山地方鉄道は、日野P-RU。その中でも特に珍しいRU636CA・・・つまり高出力のEF750を搭載しながらも(63)、軸距は最も短い5.6m(6)で、フルエアブレーキ(C)という組み合わせの車両です。現在も残っている(昨年9月現存確認)ので、ご存知の方も多いのかもしれません。
小湊鉄道(ふそう)だけは、排ガス規制が昭和54年(K-)のクルマとなりました。P-MS+R2といえば国鉄で採用実績があるのですが、私は撮影していなかったようです。
さて、拙ブログですが、ストックホルムの記事が終わったらぼちぼち再開したと思っています。といっても1か月に1回更新できればよいほうかな、というところですが。とりあえずは、模型が完成したらここに公開してゆきます。