ただいま、こんなものを製作中です。

ほんとうなら、どこに出かけるにも(花粉を除けば)いちばんいい季節・・・ですが、昨今の世界情勢では引きこもる以外にはありません。撮影したいものも乗ってみたいものもいろいろあるのに残念な限りですが、そうするとやることがない・・・ではなく、次から次へと出てくるのがマニアという人間の性であります。
まずは、サイト再構築に着手。1月から進めてきた
神奈川電鉄の車両紹介を完成させたほか、12~21年間ほったらかしだった
全国の富士5E・6E架装車の紹介ページの画像全面入替・追加、画面再構築に着手しました。最も、後者は大物事業者を後回しにしているので時間がまだまだかかりそうですが。
そして模型は、かつてやたらと買いまくったバスコレから神奈電バスを作ることにしました。こんな状態では模型屋に買い物に行けない=動力もパーツも買いに行けませんが、バスコレなら手許にあるものだけでどうにかなるので・・・・実に11年ぶりのバスコレ弄りです。
さて、神奈川電鉄のバスについては
旧設定では、よくわからん車種構成になっていますが、新版では事業規模は小さくなるし、車種についても整理して・・・ということで、各メーカーとも大型車は全部軸距5.0~5.2m級に統一することにしました。しかし、バスコレは首都圏の事業者をラインナップに入れる都合なのか軸距4.67~4.8m級が多く切り継ぎが必要になります。

まず着手したのは日野P-HT235BA+日野車体。日野ブルーリボンHT・HU5台セットをバラそうかとも考えましたが、在庫整理の名目で、第2弾の仙台市営を2両切り継いでいます。第2弾は塗料が落ちないことで有名ですが・・・。窓のパーツに合わせているので、1mm程度ホイルベースが長くなっています。また、製品はU-HTがプロトタイプなので、方向幕部分の構体を前方にすぼまる形状からストレートに成形し、フロントガラス下の通気口の天地を縮めました。
屋上は前だけマーカーランプつき、換気扇を前後2個(1980年度以降)、リアはバス協テールつき。また給油口は左側面を神奈電バスの標準仕様としました。換気扇はおゆまるによる型取り・光硬化パテによる複製です。

つづいて着手したのはいすゞBU10K+川重。第5弾の名古屋市営BUの方向幕部分を改造したまま、ほったらかしになっていた車体が2つあったので、それを切り継いでいます。製品のBU04に比べ、フロントオーバーハングが長いので、前輪のホイールアーチを若干後ろにずらしましたが、それでもホイールベースが若干長め・・・BU12とでも言いたくなる状態ではあります。
右側面は軸間の車体裾を延長し、冷房車としました。近隣事業者の動向等を考えると、1979年度から冷房車投入で、機関直結式を採用したためにBU10Dではなく高出力エンジンを搭載したBU10Kになった・・・という設定になると考えています。

そして、キュービックバスも。いすゞP-LV314L+IKです。第11弾の国際興業をベースに、以前、
東京ベイシティ交通のP-LV314Qを作った際の余りを使って延長しています。これも窓パーツに合わせているので、若干WBが長めに・・・。

最後に、日デはP-U32L+富士5E。これはバスコレ5E5台セットAの横浜市交通局を使いました。第6弾とは出来が全く違うので改めて驚くばかりです。製品の仕様そのままでもよいのですが、「給油口は左側面」という仕様に従いこの部分のパネルを左右で入れ替えています。
そして広島バスのP-UA32L+5Eも色を落としてしまいました。これは特別仕様の貸切兼用車とします。他のクルマが前中引戸であることを考えると、この車両もせいぜい前中折戸がいいのですが、窓パーツの都合上、そうも言ってられず。4枚折戸の試験車も兼ねていたことにしましょう。
このほか、第13弾の京王帝都電鉄 日野K-RC301+日野車体は、屋上に換気扇を取り付けた程度。これにより、神奈電バスの方向幕の大型化は前面がK-から、側面はP-からということになりました。また第6弾の阿寒バス 日野P-RJ172BA+日野車体も、屋上の換気扇とマーカーランプ取付だけの加工です。
ほかにも富士3E架装車は欲しいところですが、第20弾が発売された頃にはすっかりバスコレ熱が冷めていて、手許に改造に回せるほどの頭数がないので、現在のところはペンディング。そしてふそうについては、第1弾のブルドック車体が「ご懐妊」。エアロスターKは切り継ぎ方法が思いつかず、結局設定しないことにしました。南関東の各社局でも4メーカー全てを導入しているところとなると、それなりの事業規模があるところになるので、3社くらいが妥当かなあ・・・と。