移動自粛要請が解除されましたが、こんな電車が完成しました。
ことの発端は今年の2月。とある鉄道模型店で鉄コレの事業者限定品である北大阪急行電鉄2000形の先頭車2両を発見しました。これを使えば、なにか面白い電車ができそうだなあ、ということで買って帰ることに。
屋上のモニタは外して普通の屋根に、また車体幅が2800mm超では広すぎるので、実物換算2700mmになるように唐竹割りにして狭めています。なお、前面は側板と切り離して両側を削ってから再度貼り付けています。前面窓は左右とも同じ大きさに変更し、ジャンク箱から拾った窓ガラスパーツ(何かの戸袋窓)をはめ込むようにしました。貫通扉もくり抜いて、プラ板から新製しています。
車体はステンレスカーなので、当然ながら銀色で塗装。タミヤのリーフシルバーを使っています。帯はクレオスのスカイブルーです。屋上の冷房はGMのJR西日本用を3機づつ搭載しています。
下回りは鉄コレの19m級を使用。台車はGMのKDタイプで、動力車は台車枠の側面だけ切り出して貼り付けています。
大阪の地下鉄独特の19m級4扉車ですが、出来上がってみると、前面の雰囲気は営団東西線5000、台車などは都営三田線6000、さらに分散冷房が載っているあたりは名古屋市営鶴舞線3000で、あちこちの地下鉄電車をごちゃまぜにしたような車両となりました。