今年は本当に、病気にならず、そして経済的なあるいは人間関係的な破綻も無く
無事に過ごせたことに心よりの感謝を。
・今年のまとめ
今年、我が国の住民でCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響を受けなかった人は皆無だと思います。私の動向もこの数年と大きく異なるものとなりました。
1)サイト
御周知のとおり、春先の緊急事態宣言により自宅での待機、また休日だとしてもどこにも行けない状態が続きました。これにより手を付けたのが、放置状態の各ページの立て直しでした。
まず着手したのは、神奈電新設定の車両紹介のページを埋め、続いて「富士重工製路線バスのページ」で放置状態にあった5Eと3Eのページを再構築。画像の多くを既にデジタル化済であったのが幸いでした。そして、「買収国電のプロフィール」には約20年ぶりに新コンテンツを追加。懸案だったことを一気に片付けました。
一方で、ブログの更新頻度は大幅に低下したまま。特にバスについては書きたいことも無くなってきたというのが実情です。最も、それがサイトの再構築を行う余裕につながったと思っています。
2)模型
出来高は、昨年から持ち越し分を含めて5両、大規模レストア2両、塗り替え2両の合計9両。これに10年ぶりのバスが6両となりました。はじめて1:80ナローの車両が加わりました。
ここでも新型コロナの影響はあり、模型をつくる時間はできても補給が絶たれてしまえば元も子もありません。また模型のイベントが全滅になってしまい、そのことはモチベーション低下につながったと思います。他人様の作品を実際に見たり、仲間内で話したりすることは、やはり大きな刺激になるのだと思います。
3)外回り
当然ですが、今年は大幅な縮小を余儀なくされました。
宿泊した回数は3回。夜行高速の乗車回数は無し、飛行機の搭乗も無し・・・例年ではありえない結果となりました。
鉄道よりもバスが優先される傾向があった交通趣味でしたが、数年前よりバスと鉄道が同じになり、今年は完全に鉄道に回帰したと感じます。
4)そのほか
まさか自分が生きている間にパンデミックが実際に起きるとは想像だにしませんでした。
そして、人類は共通の敵が表れれば一体になれるなんて言説は嘘・・・国共合作のようなことなど起きないというのを実感した1年でもありました。差別、政局、スケープゴート探し・・・むしろなんでもありのバトルロイヤルになるという方が正しいのでしょう。そういった面でこそ、絶望的な1年であったと思います。
人と合うことを禁じるなど、価値観の急激な転換がもてはやされる風潮。それは敗戦により教科書を黒塗りにさせられた過去を連想させるものでもあります。果たして、どこまで2019年の世界は今後戻ってくるのでしょうか。
今年も拙サイトをお読みいいただきありがとうございました。
それでは良いお年を。
きたる2021年が皆様にとって、真に福と幸いに溢れる一年でありますように。