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今年もよろしくお願いいたします。
2021年/令和3年、辛丑(かのとうし)。今年の表紙は、元号にちなみ一畑電気鉄道デハ3としました。銚子電鉄デキ3も考えたのですが、過去に登場させたことがあったので、こちらにしました。
一方、富士重工のバスのほうは、路線バスでウシといえば思い出される事業者は一つ。野付牛でホルスタイン柄のバスを走らせている北海道北見バスとしました・・・とはいえ12年前もこのネタを採用しているのですが・・・。2009年はもと東急のP-UA32K+富士5Eですが、今年はもと西武のU-UA440LSN+富士7Eにしてみました。
さて、今年最初のブログですが、北海道北見バスは12年前にもとりあげているし、令和3年でR3だから富士15型R3にしようかと思ったものの、去年R2を取り上げているから乗り気になれず・・・。といことで西暦の2021年の「21」にちなみ、富士重工21型架装車、それもいすゞ車に限定して取り上げたいと思います。
富士重工のバスの最後のボディとなったのが21型で、貸切ボディのみが2000年に登場しました。ハイデッカーが21型M(1M)、スーパーハイデッカーが21型S(1S)です。かつて、富士重工は4メーカ全てのシャーシに車体を架装していましたが、1998年には日野・ふそうへの架装がなくなり、また1995年以降はいすゞへの架装例も年々減っていました。従って、21型の架装は大半が日デで、いすゞは以下のように合計15両と、ごく少数に終わりました(カッコ内は導入両数)。
・KL-LV781R2 +富士1M 京成電鉄(3)、東京ベイシティ交通(2)
・KL-LV774R2 +富士1S 三重交通(1)、三八五バス(1)、東京ヤサカ観光バス(2)
・KL-LV774R2 +富士1M 内山観光バス(1)、東武鉄道(1)、富士交通(1)、仙北富士交通(2)、エンジェル観光(1)
どの事業者も1~3両の導入で貸切・高速ばかりでは、見つけ出すのは困難。私は富士1S架装例は見ることができませんでした。これ以降は撮影できた4つの事業者について記してゆきます。
・京成バス いすゞKL-LV781R2 +富士1M 2008年8月 羽田空港
・東京ベイシティ交通 いすゞKL-LV781R2 +富士1M 2010年12月 羽田空港
京成とその子会社である東京ベイシティ交通が導入したのは、V10エンジンの10PE1を搭載したKL-LV781R2。どちらの事業者にも複数台存在し、また羽田空港に出てくる高速路線車として使われたので、これらいすゞ+富士21型の中では最も遭遇しやすい車両だと思います。側面・前面窓下行先表示付きなのが路線車であることを表しています。
・阿波交通 いすゞKL-LV774R2 +富士1M 2008年8月 徳島駅
その他の事業者は、V8エンジンの8TD1を搭載したKL-LV774R2を導入しました。
画像の徳島県は阿波交通の車両は、もとは宮城県の仙北富士交通の車両です。
・昭和観光 いすゞKL-LV774R2 +富士1M 2013年7月 越後湯沢
一方、こちらは新潟県は昭和観光が保有する車両で、もとは東京都のエンジェル観光(現在は廃業)の車両です。この世代になると各社の仕様差が減っているため(最も、貸切者は昔から路線車ほどの差異はありませんでしたが)、出自は判りづらいですね。後ろにスバルの整備工場の看板が写っているので、いつもよりちょっと大きめに切り出してみました。