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台北の路線バス 06.日野HS8J・HS2A
2021年 05月 23日
いまから20年ほど前。台湾の路線バスが3ステップ車ばかりであったころ、その車台メーカーは日本勢(日野RK、いすゞLT)が多数を占めていました。しかし、ノンステップ車の輸出シャーシの開発は遅れ、これまでに紹介したように韓国や大陸勢に大きくシェアを奪われることになりました。そして、2016年に漸く日野からHS8JRVLが発売されます。H(リアアンダー)のS(フレーム付きエアサス)、8JはエンジンがJ08Eであることを表します。J08Eは日本国内向けのバスではブルーリボン・ハイブリッドなどで使用されています。軸距は5875mm、全長11685mm。国内の路線バスにはない設定です。 シャーシは、台湾の國瑞汽車(トヨタ系列)で組み立てられています。一方、車体は台湾の伝統的?なバスと同じで、複数のメーカーが架装しています。 双北地区では新店客運が2016年に最初に導入します。車体は同社の3ステップ車と同じ固亜汽車製造が選択されています。新店客運は日野にこだわったためか車両の低床化が遅れていましたが、この型式で一気に低床化を進め、現在は同社の主力車種になっています。 車体は、ヘッドライトが角目であるのが特徴。丸目の多い台湾では目立つ点ですが、これは車体メーカーが変わっても共通です。 続いて、大都会客運が導入しますがこれは宜蘭県に投入。双北地区には翌2017年に登場します。台北客運も2017年に投入。これらも車体は固亜が選択されています。しかし、新店客運と異なりパッケージタイプ?のエアコンを搭載したためか、リアの開口部の位置・数が異なっています。 しかし、台北首都グループはこの年、車体メーカーの台松汽車工業を買収し弘鉅汽車製造に改名。同社の架装に変更します。ただし、車体は台松を踏襲せず、固亜に準じたものになりました。見た目はほぼ同じですが、前面ヘッドライト間のV字の出っ張りが無いのが見分けるポイントです。 台北客運、大都会客運に加えて首都客運もこの型式を採用しました。台北客運の車両は従来の車両と塗分けが異なっています。なお、大都会の車両は2両のみで私は未見です。 一方、従来宇通のノンステを採用してきた大南と欣欣は、まず2017年に大南が採用。2018年には欣欣も採用しています。この2社は車体に馨盛汽車企業を選択しました。前面窓下の形状が固亜や弘鉅に比べて複雑な形状であり屋根の深さも浅めです。 このように発売後各社で採用された日野HSですが、台北首都グループは2018年を最後に採用をやめてしまいます。また、欣欣は台湾製の電気バスに乗り換えています。 そのような状況のもと、日野HSは2020年にエンジンをA05Cに変更しHS2ARXLに型式が変わりますが、現在のところ双北で採用したのは新店客運だけのようです。見た目はHS8Jと特に変化はありません。 日本人だから贔屓目に見てしまうのかもしれませんが、個人的には台北のノンステップ車の中ではいちばん安定した乗り心地に感じます。意外と乗る機会が限られるので、もうちょっと増えてほしいと思うところですが、台湾も電気バスに舵を切るようなのでどうなるのでしょう。 なお、淡水客運には台湾金龍の車体を架装したものが1両あるものの未見。また、双北以外では、固亜、弘鉅、馨盛以外の車体も存在しています。 台北首都グループに買収された台松の車体を架装した車両。 弘鉅とは全く異なることがわかる。 ●台北の路線バス 2021 表紙に戻る
by hiro_hrkz
| 2021-05-23 00:47
| 台湾のバス
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