静岡鉄道 三菱ふそうP-MK116J・P-MM116H +呉羽
静岡鉄道の路線バスから、日付に因んだ車種を2つほど。
・しずてつジャストライン 三菱ふそうP-MK116J +呉羽 2003年8月 藤枝駅
・静岡鉄道 三菱ふそうP-MM116H +呉羽 2000年3月 藤枝駅
1984年排ガス規制のふそうの中型車と9m大型車です。
静鉄は1980年代入り中型車の導入を増やしたようですが、ふそうについてはこの頃に9m大型のMM116Hも合わせて導入したのが特徴でした。ただしMMは5両のみの少数派で、大半は一般的な中型車のMK116Jでした。
両者を並べると窓配置、車体幅、タイヤ直径等に差があることがわかります。車両の仕様は当時の静鉄の標準的なもので、前後折戸で2段窓の大人しいものです。
静鉄では、いすゞはその後もコンスタントに、日野も1990年までは中型路線車の採用が続きました。しかし、ふそうは1987年式を最後に採用が止まり、後継車種となるMK117以降は2001年にKK-MJ9m車を採用するまで存在していません。
・参考文献
『バスジャパン・ニューハンドブック39 しずてつジャストライン』 BJエディターズ(2003年5月)