呉市交通局 三菱ふそうP-MP618M/U-MP618M +西工E型
いまはなき呉市交通局には、いくつか特徴のある車両を導入していました。
その一つが、貸切タイプの前面を持つ路線・貸切兼用車でしょう。局内では「準専車」と呼ばれていました。私が見たのは2000年代に入ってからでしたが、いずれもふそう+西工E型でした。

・呉市交通局 三菱ふそうP-MP618M +西工E型 2008年8月 呉駅

・呉市交通局 三菱ふそうP-MP618M +西工E型 2008年8月 呉駅

・呉市交通局 三菱ふそうU-MP618M +西工E型 2002年8月 呉駅
上の2両は昭和58年排ガス規制車(P-)で、いずれも1990年度導入車です。
なぜか2両でサッシやライトベゼルの色が異なりますが、後天的なものなのかはわかりません。
いちばん下は平成元年排ガス規制車(U-)で1992年度導入車です。
西工E型は1990年に前面を変更しているため、この車両も前面が変わりました。P-車ではヘッドライト間に行き先表示がありましたが、U-車ではヘッドライトとフロントガラスの間にもうけられ、ヘッドライト間は事業者名を書いた行灯になっています。もともとは、ここに「イルメリ号」なる愛称が掲げられていたとのこと。なおU-車のサッシの色は全て黒でした。
呉市交通局は隣接する倉橋島や上蒲刈島に乗り入れる距離が長めの路線もありましたが、特に準専車が使われていたということもないようです。ただし、クレアライン経由の高速路線で広島バスセンターに乗り入れることはあったようです。
2008年に呉市営バスが江田島・能美島から撤退した際に、島内の路線を引き継いだ江田島バス(←能美バス)に平成元年規制の1両が移管されています。
・参考文献
「バス事業者訪問60 呉市交通局」 バスラマインターナショナル62号(2000年11月)