JNMAフェスティバル(第27回 2022年7月3日 都産貿台東館にて開催)に、T-Track Network(路面モジュール)の一員として参加いたしました。会場でお会いした皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
コロナ禍により2020年は中止、2021年は路面モジュールの展示が無かったため、3年ぶりの参加となりました。公開運転会への出展も3年前のJNMAが最後であったため、その意味でも久しぶりのことでした。
当然、三年ぶりの再会という人も多く、お互い三年分老けたということになります(笑)。しかし、年齢を重ね様々な障害があっても、こうして趣味を続けられること、そして一緒に楽しめる仲間がいることは非常に幸せなことであると実感しました。
物販は50分制限の交代制(10分のインターバル)でしたが、会場に一般で入場した友人に聞くと出展ブースを回るのが精一杯でもう1回入場したとかそういった声も聞きました。75分くらいにして、インターバルを15分としたほうがよいのかもしれませんね。
ちなみに私はバスコレを1両かっただけで終わりました。
さて、今年は3年分?の作品を持ち込みましたが、本年上半期作成の3両をここに紹介したいと思います。いずれもノスタルジック鉄道コレクション(ノス鉄)の第2弾をベースにしています。
まずは日車製ボギー式ガソリンカーを電車化した車両です。プロトタイプは和歌山電鉄のモハ202で、そこに淡路交通の気動車改造電車などの印象も取り込んでいます。
車体は前面2枚窓のジハとハを切り継いだものです。本来であれば、窓配置は2D2D6D2としたほうがよいのですが、切り継ぎ個所の都合上1D3D6D2となりました。前者の窓配置にしたところで、実物は乗務員扉があり客用扉は車端方向に開くので適当なところで妥協しました。荷台は第10弾の北陸鉄道キハ5201のものを幅を詰めて取り付けています。
塗装は、ガイアのインテリアカラーと、GMの青22号に白を混ぜたもの(
2年前に作成した福島交通飯坂東線ふう電車と同じ)で塗っています。 屋根はタミヤのジャーマングレーです。
27年前に作成した第一次神奈電の日車改造電車と並べてみました。旧作は当然ながらプラ板による自作です。荷台はシバサキの2軸ガソリンカー(奇しくもノス鉄と同じ日車ガソリンカーがプロトタイプ)の付録を流用しています。エッチング抜きで今見てもなかなか繊細なパーツだったと思います。台車はブレーキ―まわりに手を加えて日車D12に見せようとするなど、製品が少ない時期ゆえの努力?も見られます。
もう2両は、岩手開発鉄道キハ202がプロトタイプのキハ200と、その全面を国鉄キハ90ふうに変更したキハ90 合計3両をベースに作成した14m級電車です。
もともとはキハ200を2両使って岩手開発のプロトタイプに近づけるつもりだったのですが、窓幅などが狭いのか実物通りの窓は位置に切り継いでも短くなり、なにより同様の改造を行った素晴らしい作品を見てしまったため、路線変更しました。
2両とも同じ車体で、連結面は広幅貫通路です。これは鉄コレ第8弾のコトデン700のものです(・・・本来はその車体を切り継いで豊鉄1810を作ろうとしたものの、そちらは完成せず闇に葬られました・・・)。また、右側面に乗務員扉を設置するため、連結面側から移設しています。連結面側のもと乗務員扉の部分にはt0.5mmとt0.3mmのプラ板を貼り重ねてから嵌め込み、窓を開けています。
テールライトは銀河モデルの新型国電用に変更し、当初は2枚窓のままにする予定でした。しかし、実際にパンタグラフを載せてみるとどうにも違和感があったため、窓を拡大しキハ90の3連窓を入れることにしました。結果、岩手を開発しそうな電車から所沢の工場で錬成された車両になりました・・・・木造電車の機器・台枠を流用して西武所沢工場で西武451系の外観を取り入れた車体を新造した感じですね。キハ90は窓の位置が高いので、1mmほど下げると印象が随分変わると思います。
塗装はGMのクリーム1号とクレオスの暗緑色(中島系)です。
窓は製品のものを使うと2枚足りませんが、これは鉄コレ第8弾の山陽電鉄700から流用し、連結面よりに使って違和感ないようにしています。