春はもうすぐ、花粉はMAXな今日この頃ですが、
久しぶりに電車が1両完成しました。


ノスタルジック鉄道コレクション(ノス鉄)の第3弾の近代的な電車から改造した、山形交通三山線のモハ106です。廃線後、蒲原鉄道に譲渡されてモハ91になってからのほうが知られているかもしれません。
ノス鉄第3弾の発表後すぐに「これは三山線の電車だ!」と思ったので、発売後バラ売りをしている模型店で調達し早速バラバラにして切り継ぎました。ここまでは良かったのですが、実は昨年秋に手を骨折しまして工作ができない状態となり、完治後も結局工作はあまり進まずに年を越し・・・今般漸く完成に至った次第です。以下に改造の過程を並べてみたいと思います。





側面は論理的には2か所で切り継げばよいわけですが、非貫通側の前面を生かすために3か所で切り継いでいます。これでも実物換算で600mm以上短くなっています。前面はテールライトを片方埋めて、窓回りを変更しています。助手側のバス窓は鉄コレ第13弾のキハ4501から切り出したものです。
塗装はクリーム4号と近鉄マルーンの組み合わせ。Hゴムは灰色で塗りましたが、このところ老眼の進行著しく綺麗に塗るのが無理な状況です・・・眼鏡の新調が先かもしれません。ヘッドライトは元のモールドの中をくり抜き、WAVEのH・アイズのパーツをはめ込んでいます。
問題は下回り。かつて鉄コレ動力で小型車の動力化が楽になったいうのは既に昔の物語で、14m未満のボギー車には皆さん四苦八苦されていると思います。今回は新品の16m級動力を
福島交通モハ1211にあてがい、捻出した15m級動力改造動力を再び短縮改造して嵌め込みました。比較的初期の製品なのですが、集電板が酸化するようでこれを磨かないと走り出さなかったことを記しておきます。
個人的に山形交通の3線は学生時代(・・・約30年前)に
廃線跡と
保存車を訪ね歩いた思い出のある路線です。もうちょっと僚車が欲しいところですが、まずは以前作製した
高畠線のモハ1と実際にはあり得ない並びを1枚。
さて、次は何を作りましょうか?