日本の路線バスのスケルトンボディ化は日野が先鞭をつけ、中型のRJ、大型のRT/RUを1980年代初頭に相次いで発表します。そして、これに続いたのは、呉羽(一部を除き中型・9m大型のみ)、そして西工の58MCでした。
58MCはその名の通り昭和58年(1983年)のモデルチェンジで、各社が昭和58年排ガス規制(P-)への変更に合わせて実施した1984年のモデルチェンジ(いすゞキュービックLVや日野HU/HT、エアロスターなど)と若干のずれがあります。このため昭和54年排ガス規制(K-)に架装した事例があり、いずれも希少車種ということでマニアから注目されていた車両もあります。

・西日本鉄道 日デK-UA31L +西工58MC 1998年9月 小倉駅
画像は、西工の総本山?西鉄での事例です。日デのK-U31系への架装例ですが、同社の58MCらしい逆T字窓ではなく、通常の2段窓になっています。この塗装は(市内)急行色と言われ、一般的な市内線の車両と比べてワンランク上の車両が投入されていました。型式の「UA」からわかるようにエアサスであるのも、それを反映していますね。