新潟の佐渡に行って以来、7年ぶりに離島へ行ってきました。
今回の訪問先は、長崎県の福江島。バスがメインではなかったのですが、福江港附近で見ることができた車両を取り上げたいと思います。
福江島で路線バスを運行しているのは長崎自動車系列の五島自動車(五島バス)です。しかし傘下に入るのは1985年と比較的遅く、車両も独自仕様での導入が続いていました。現在は中型車が主力ですが、KC-の途中までは大型車を導入していました。


・五島自動車 いすゞU-LV324K +西工58MC 2024年3月 福江港
西工58MC架装したU-LVです。トップドアでメトロ窓というのは、同じ長崎県の離島である壱岐の
壱岐交通を連想させます。ただし、この手の離島の路線車にありがちな高出力車ではなく、サスペンションもリーフサスとそのあたりは大人しい?仕様を選んでいます。
車内の座席も背もたれが高めのものを取り付けていて貸切用途で使ってもよい仕様となっています。


・五島自動車 いすゞKC-LV380L +西工96MC 2024年3月 福江港
一方こちらはKC-LVで、車体も96MCになりました。
ただし、基本的な仕様は58MCと変わっておらず、前面の方向幕も小さいまま。さすがに96MCでは他に例も少なくちょっと見慣れない感じですね。

五島列島のいちばん西側に位置する福江島。しかし、面積は諸島の中でいちばん広くまた江戸時代には五島を治めた福江藩の本拠地が置かれるなど、文字通り五島の中心と言える存在です。福江島には昭和合併で福江市のほか三井楽、玉之浦、岐宿(きしく)、富江の4町がありましたが、平成の大合併で2004年に五島市と一つの自治体になりました。なお、もともと福江市には久賀島・樺島が含まれていましたが、このとき奈留島の奈留町も合併しており、現在五島列島は五島市と中通島を中心とする新上五島町の1市1町となっています。

福江島は意外に広く福江から反対側の玉之浦までは30km以上あります。島内に拠点が散在しており、また山も比較的深いことからその間の距離があり何もないのが特徴であると思います。一方、福江は城下町であり思ったよりも中心市街地がしっかりと残っていた・・・完全なシャッター通りではなく商店街としてまだ機能しているのが印象的でした。総じて離島にいるという印象が薄くなりました。
今回は五島にかつて一緒に仕事をした仲間を尋ねにいったため、バスには殆ど乗ることができませんでした(わずかに福江市街で数停留所間に乗ったのみ)。その罪滅ぼし?というわけでもないのですが、お土産としてこんなものを買いました。

五島バスの塩キャラメルです。箱の外装が58MCをモデルにしているあたり「解っている」方がデザインされたのかもしれませんね。購入したのは香珠子五島椿物産館で、この地にある海水浴場共々、五島自動車が運営しています。