十和田観光電鉄 いすゞK-CLA500/K-CJA520 +川重
東北地方の(元)国際興業系事業者のうち十和田観光電鉄はキュービックバスになるまで少なくとも路線タイプの移籍車は無かったと記憶しています。従って、まだバス事業が元気だった昭和54年排ガス規制(K-)の世代では、ちょっと特徴のある車両が導入されていました。

・十和田観光電鉄 いすゞK-CLA500 +川重 1995年9月 七戸

・十和田観光電鉄 いすゞK-CJA520 +川重 1999年5月 野辺地駅
この世代の一般路線車でエアサス車を採用しているのは、十和田湖という観光地を持つ当事業者らしいところです。一方で、エンジンは一世代前のBU系から引き続き予燃焼室式を採用しました。その結果が珍しい「CLA」という型式です。いすゞC系の世代になると予燃焼室式エンジンは都市部の事業者での採用が主流、一方でエアサス車は同時に冷房化のニーズも多かったので直噴式か高出力が選択される傾向にありました。従って、このような組み合わせは少なく、この十鉄以外の事例は同じ国際興業系の岩手県交通しかわかりません。
最も、その数年後の増備車では「CJA」・・・つまり直噴式エンジンになりました。軸距も200mmほど伸びています。また方向幕が大型化されたためCLAとは雰囲気が若干異なります。