動く電車の博物館というと、広電と琴電の代名詞のような気がしますが、
もっと前なら、弘南鉄道も、その一つでした。
ただ、私の年齢では、中学生の時に既に代替がはじまってしまい
間に合いませんでした。(おなじことは関東鉄道常総線にも言えます)
その中で、弘南線・大鰐の両路線に僅かに残った旧型車は楽しみでした。
ただ、動いているところは見られませんでした。
この時は、ビール電車として庫内で準備中だったものを撮影したものです。
・弘南鉄道大鰐線 モハ1122 1997年8月 津軽大沢
モハ1122は、もと西武クモハ328←クモハ314で1971年に入線。しかし、もともとは省線モハ50058で、戦災廃車になったものを西武所沢で1949年に復旧したものです。
そのような経緯を持つ最後の現役車両で、貴重なものでしたが、残念ながら解体されてしまいました。
ベルリンのSバーンなどの保存車による編成運転の様子を見ると、思わずため息が出ますね。
・2018.10.30 画像を交換しました。