1960年代までの札幌市電といえば、路面電車への近代化に積極的に取り組み
斬新なスタイルの車両や新機軸を盛り込んだ車両を幾つも作り上げました。
しかし、それらは、様々な要因で大成することはなく、結局地下鉄の整備へと変わって行きました。
その札幌市電が作ったものの一つに、親子電車があります。
なにか特別なものに聞こえますが、結局は鉄道線と同じようにロードピークは車両を
増結して走らせようというもの。
京都市電などには幾つかの例がありました。
札幌でも1961年に日本車両でM101、TC1を新造し、実施しようとしました。
しかし、警察による規制を受け朝1本しか運行できなかったといわれます。
結局、TC1は廃車になり地下鉄自衛隊前駅にある交通資料館に保存。
M101は、単独で使用されつづけました。
窓下に設けられたライトで、少々変わった表情となっています。


(上)札幌市交通局 M101 1995年8月 電車事業所前
(下)札幌市交通局 TC1(保存) 1995年8月 札幌交通資料館
市電の延長構想が、なんとか実現・成功して欲しいものです。
※2015.4.20 画像を交換しました。