いすゞの小型バスといえば、以前は北村架装のDBR→MRを割と多くの事業者で見ることができました。しかし、同じ頃、やはり多くの事業者で採用されていた日野のほうがリエッセに移行し、現在はポンチョと確実に続いているのに対し、いすゞはU-MRで撤退以降、一時発売されたエルガミオ7mを除き、途絶えています。
さて、P-MR112D(U-MR132D)は、フロントエンジンを採用したため、ドア配置が前後ドアにできることが特徴でした。車体も、側面に回り込むようなリアウィンドが印象的なもので、デザインそのものは、新潟交通と頸城自動車に納入されたLV・LTのスケルトンボディーにも応用されています。
今回取り上げるのは羽後交通の車両。

羽後交通 いすゞU-MR132D +北村 2005年9月 秋田県大曲市
・・・ん、羽後は、いすゞMRを採用していたか?・・と思われた方、鋭い。
この車両、なんと、佐賀県の昭和自動車からの移籍車。バスは、大きさや用途によっては、意外な事業者からの出物が有りますが、あまりに意外すぎて衝撃的でした。
おそらく、このあたりのクルマが、羽後に嫁いだようです。

昭和自動車 いすゞU-MR132D +北村 2001年9月 佐賀県唐津市
小型車は、採用事業者ごとの特徴が少ないのが、見分ける際の難点ですね。