小さなバス会社が乱立する和歌山県。
その一つ、有田鉄道は、ほんの数年前まで小さな鉄道を運行していました。
私は1989年と1995年の2回ほど乗りに行きましたが、いずれも藤並~金屋口を片道は鉄道、片道はバスで往復した覚えがあります。
ここの車両は、ローザや日野RBといった小型車と中型貸切車の格下ばかりを見た記憶があります。その中で、唯一路線バスらしい路線バスが、この三菱MKでした。でも、短尺車ですから、
もとより大した輸送力を必要とされなかったのでしょう。実際、運輸実績を見ると、鉄道があったのが不思議な程でして・・・。
・有田鉄道 三菱P-MK117F +呉羽 1995年2月 和歌山県有田郡吉備町
そういえば、有田の稼ぎ頭は、鉄道でも路線バスでもなく、貸切バスでした。
規制緩和が進んだ昨今は、どのような状況なのか気になるところです。
※2015.1.23 画像を交換しました。