地方の一般道を走る中距離路線というのも、自家用車の普及で激減してしまいましたが、
こういう路線は、たいがい面白い車両が入っていたもの。
貸切落しの車も面白いのですが、路線車好きとしては、路線顔でトップドアの車両に興味を持ちました。その中でも、珍車がこれ・・・・まあ、比較的名の知れたクルマではありますが。
58MCのトップドアというのもそんなに種類がありませんが、シャーシがUDの高出力というのが最大のポイント。稀少同士の組み合わせで、鹿児島交通以外では見られないものになっています。

・鹿児島交通 日デP-UA50L +西工58MC 1999年8月 鹿児島県鹿児島市
画像の車両は、ヤシの木カラーより前の栗色塗装をアレンジした独自カラー。
なかなか高級な感じで、個人的に好きな塗装の一つです。
高速車と同じ8気筒エンジンを回して市内を走るさまは、とても路線バスとは思えません。
鹿児島市内と薩摩半島を結ぶ路線で主に使われていますが、必ずしもトップドア車とは限らないようです。