今年のバス趣味界で、とくに感じたのは富士重工5Eボディーが、過去のものとして認識されつつあるということ。
私には、全くそんな認識がないのですが、7Eでさえ最初の製造から19年ということを思えば、まあ妥当なところなんでしょう。近頃は、特に追いかけているわけでもないので、どのような状況か把握できていませんが、宇都宮あたりでも随分数が減ったように思います。
だからといって、「残存勢力何台、今撮っておけ・乗っておけ」などと煽るのは、個人的には性に合わない話でして・・・。
そんなことをいろいろ考えたので、本日は普段は本館で取り上げているため、こちらではあまり扱わない5Eの画像を。
富士5Eで、個人的にお気に入りだったのが北九州市交のU32。
5Eは丸目が好きなのですが、これはちょっと例外で、アウターガラスや3連テールなどと共に角目であることが逆にカッコよくまとまっていると感じています。
加えて、方向幕の英文が洒落た書体になっているのもポイント加算ですね。
・北九州市交通局 日デP-U32L +富士5E 1999年8月 北九州市若松区
ほとんどが西工の北九州市交の中では非常に目立つ存在ですが、なにせ頭数が少ないため遭遇する機会はそうそうありません。
私も、見たのはこの一度きり。
バスも、一期一会なことが多いですね。
※2015.1.16 画像を交換しました。