鉄コレ名古屋市交通局300形を購入してから早半年。
ことし1月、箱根駅伝を見ながら改造に着手した高松琴平電気鉄道600・700形ですが、
ようやく第1陣4両、701-702、623-624が完成しました。
例によって、模型の写真は慣れておりませんので、画像がお見苦しい点はご勘弁を。
車体は、600形の前面をプラ板から新調し、乗務員扉の窓高さを変更したほか、
手すり、連結面のステップ、乗務員扉上の水切り等を追加しています。
プラ板やランナー引き伸ばし線をつかっておりまして、精密化とは全くの無縁。
屋根はプラ板から新調。Rがないようなので、平板での構成です。
クーラーは中央はGM京王5000系の付属品、両端はGM東急8090系用の裾を延ばし、端面を加工したものを用いました。これが骨の折れる改造で、竣工が遅れた一因でもあります。
パンタ台座は、TAVASAの北陸・新潟用乗務員ステップ(PN-493)を折り曲げたものです。
床下機器は、おもに種車のものと、グリーンマックスの名鉄1000系用を使いました。コンプレッサーが立体的なのがたいへんよい感じです。
台車はとりあえず、集電靴とその台座を削り取っただけにしてあります。また、嵩上げ改造は、センターピンをM3ネジに変更し、床との間に付属のワッシャーを挟んで行いました。ということで、現在のところ無動力で、赤い電車に牽引されて走る予定です。
塗装は、赤い電車の時代・・ということで、そごう色にしました。白はGMの白3号そのもの、裾のグレーはクレオスの31番・軍艦色(1)、緑はクレオスのデイトナグリーンとGMの青緑1号の混合、窓周りのチャコールグレーはクレオスの40番・ジャーマングレーです。
裾のグレーは、本当は灰色9号が丁度いいのですが、実際に塗ってみると、白い部分と差が見えない状態で、あえて実際よりかなり濃い色を塗っています。緑も、あの青みがかって、それなりに鮮やかなものが出ず、結局妥協の産物であります。まあ、「色は記号」と、割り切りました。そごう色だとわかれば、それでいいと・・・。
それにしても、こんな複雑な塗装、もう2度とやりたくありません。
塗りわけがきっちりいかず、タッチアップの雨あられ。
現在製作中の721-722は志度線現塗装となる予定です。