青梅街道に面する杉並区役所前から北へと伸びる中杉通り。
このうち、早稲田通りまでの区間・・・つまり杉並区の部分はケヤキ並木の道として整備されています。
阿佐ヶ谷駅周辺の最も印象的な景色といえるでしょう。今の時期なら、緑のトンネルとなります。
1999年6月
画像は9年前に撮影したもの。
関東バスの一時代を担った3200代こと日デP-U32K+富士5Eが、いま阿佐ヶ谷駅北口に入ろうとするところです。
阿佐ヶ谷駅北口といえば、かつては午前と午後でバスの進行方向が入れ替わることで知られていました。これは1960年代に車両制限令により、道路幅員の関係でバスの通行方向が一方向に限定させられたためです(上りと下りで経由地が大幅に異なる系統は、この法令の影響を受けたものが多くあります)。
それが解消したのは、1981年、阿佐ヶ谷駅~早稲田通りに現在の中杉通りが開通したときでした。
その後も阿佐谷駅~白鷺一丁目の系統だけは午前と午後で経由が異なる運行形態を続けていましたが、これも21世紀になったころ、系統再編で消滅しました。