前回の富士重工篇で、ツーステップの新7E前後扉を取り上げました。
今回は、首都圏で見られる前中扉のツーステップ車から3種類ほど取り上げたいと思います。
KL-の世代になるとバリアフリー法の関係で、路線バスでのツーステップは限定的な存在となり、ごく一部の車両だけになります。したがって、新7Eでもツーステップ車は大半が特定輸送用となります。
西武の特定輸送部門として機能している西武総合企画のバス部門
(余談ですが、随分いろいろなことを手がけているのですね。まさに「総合企画」)。
いくつかの契約先で、新7Eツーステップ車を見ることができます。

西武総合企画 日デKL-UA452MSN +富士新7E 2008年6月 埼玉県所沢市
所沢市内にある大学の送迎車で、西武新宿線の航空公園駅などと結んでいます。
長さは標準尺。新7Eのツーステは、冷房が完全に車体に組み込まれた状態になるので、
方向幕がない側面と共に、随分とあっさりとした感じを受けます。
その分、贅沢にも塗りわけされたバンパーを使用している点が目に付きます。

西武総合企画 日デKL-UA452PSN +富士新7E 2008年6月 埼玉県飯能市
一方、こちらは飯能市内にある大学の送迎車で、西武池袋線の元加治駅または飯能駅などと結んでいます。大型と中型を保有していますが、このうち大型は長尺を採用。
したがって、「UA452PSN」と、あまり採用例のない型式となっています。
車両によって、大学の自家用(白ナンバー)と総合企画の車両があるようです。
新7Eは自家用1台、総合企画2台を確認しました。塗装は何種類か存在する模様。
なお、西武総合企画は、もう一つ、新7Eを擁する契約先がありますが、少々撮影しづらい契約先なのがネックです。
最後は、西東京バスの特定車。
特定輸送の中では比較的よく知られた存在だと思いますが、八王子市内の高校の特定輸送を行っており、八王子駅などと結んでいます。

西東京バス 日デKL-UA452MSN +富士新7E 2008年6月 東京都八王子市
外見は、ベンチレータを除けば、いちばん最初の所沢の車両と、ほぼ同じ仕様です。
大学と異なり、登下校の時刻が統一されていますので、やってくるときは一気に走ってくるようです。