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by ひろ
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川崎・千鳥運河の橋梁
川崎市から横浜市にかけての埋立地に広がる京浜工業地帯。
重化学工場や製鉄所などが並ぶこのあたりは、たくさんの貨物線や専用線がありましたが、鉄道貨物の衰退と共に多くが廃止になりました。

そのなかで現在も営業中の路線の一つが、神奈川臨海鉄道千鳥線で、川崎貨物駅の南西端から、公共埠頭(市営埠頭)や化学工場がある千鳥町を結んでいます。化成品輸送のほか、関東私鉄の新車輸送や、東南アジア諸国向けの中古車両輸送でも使われており、トワイライター系鉄屋の皆様にはおなじみの路線だと思います。
地図(マピオン)へのリンク

この路線、丁度真ん中のあたり・・・地名で夜光町と千鳥町の間で、千鳥運河をわたります。
国道129号線の北東側に並行して、下路式ガーダー橋が架かっています。
ところが、逆の南西側にも並行して、こんな橋がかかっているのです。
川崎・千鳥運河の橋梁_e0030537_18645.jpg
様々な配管が載っていますが、どうみても、鉄道用の下路式ガーダー橋を転用したもの。
橋脚等も、現役の千鳥線のものに比べ、古臭く感じます。



はて、これはなんでしょう・・・

撮影してから暫く忘れていたのですが、別件で川崎市電のことを調べていたら、正体がわかりました。
千鳥線の開業は1964(昭和39)年ですが、公共埠頭は昭和20年代には既に使用開始されています。では、その間に鉄道はなかったのか・・といえばそんなことはありません。現在の千鳥町駅や公共埠頭に繋がる専用線がありました。
国土地理院の国土変遷アーカイブスで公開されている1956(昭和31)年の航空写真を見てみましょう(今は、自宅にいながら、こんな昔の航空写真が見られるのだから、便利な時代になったと思います)。

画面中央から右側に、西半分だけが完成した埋立地があります。これが千鳥町地区です。ちなみに、現在アクアラインへ繋がる北側の浮島町は影も形もありません。
そして、千鳥運河の部分に目を向けると、道路橋の南西側に鉄道があるのが確認できます。
これが上の橋の正体です。
この路線、本土?側では西にカーブして別の路線に合流しています。この路線が川崎市電で、この先、日本鋼管前(現在の市営バスJFEバス停)のあたりまで、3線軌条になっており、そこから浜川崎駅に通じていました。

ちなみに、合流点の少々北側・・現在の夜光交差点のところにあるのが、塩浜駅。
ここから北は京浜急行大師線で、旧小島新田駅などの位置がわかります。
大師線は海べりを走っていたのですね。

もう少々後の時代、1963(昭和38)年の航空写真を見ると、建設中の塩浜操車場(川崎貨物駅)と千鳥線が解ります。
埋立地も10年でグンと増えました。

それでは、今はどうなっているのでしょう。
Googleの航空写真で確認してみると・・・。
あら、随分綺麗に廃線跡が残っていますね。夜光町側も千鳥町側も工場の敷地内ですが。
ただ、夜光町側は、
川崎・千鳥運河の橋梁_e0030537_1481992.jpg
万年塀が鉄道カーブを描いているので、なんとなくわかります。

なお画像は2008年6月撮影です。
ちなみに、この日の目的はこれではなくて、某特定事業者のバスだったのですが、そちらは1勝2敗・・・。本当の目的を果たせなかったのでした。

しかし、廃線ブームで、国内のたどりやすい廃線・未成線は粗方発掘し尽くされ、残るは某オブロード系サイトのような山奥しかないと思っていましたが、こんなところにもあるとは盲点でした。

※2016.05.21 外部リンクのURLを変更しました。 
by hiro_hrkz | 2008-09-06 01:56 | 鉄道施設 | Comments(4)
Commented by tominubian at 2008-09-06 10:35 x
鶴見沿線〜神奈臨は「東京の秘境」ですからねえ。
かの宮脇俊三氏も「首都圏在住ファンなら乗りなさい」とお書きになられていますし。応じたのは女性が多かったというおまけ付きで。

なにより、製鉄工場内とゆう最後の聖地が控えていまして…
Commented by hiro_hrkz at 2008-09-07 00:45
>>tominubian さん
このあたり、たくさんの専用線跡があって、跡を辿った人もそれなりに多かろうと思うのですが、意外にレポートとして上がっていないですね。川崎市電や京急大師線を除いて。

製鉄所の中なんですが、渡田のほうは、既に構内に線路はないようです。鶴見線の浜川崎~昭和でオーバークロスしているもと鉄道用トラス橋梁が唯一確認できる痕跡かと。逆に扇島の中にはたくさんの線路があるのがgoogleで確認できますね。
Commented by シマ電な人 at 2008-09-07 22:29 x
前回の非公開運転会の時に、バックを川崎市営バスに忘れるという阿呆をやらかし、バスの営業所へ引き取りに行った際、何故か運河を渡ってしまい、引き返そうとした付近に線路が敷設してあった事を思い出しました。
なるほど神奈川臨海鉄道だったんだ。テッキリ何かしらの廃線かとおもっていました。あの時テンパッてなきゃ良かったなぁ…少々懺悔。
結局大回りしまくり、何故か小島新田駅まで見ちゃったのですが、川崎市営バス塩浜営業所の位置が判っただけでも良かったかな?と言い聞かせてます。
Commented by hiro_hrkz at 2008-09-09 01:06
>>シマ電な人さん
塩浜営業所は貨物線との立体交差の横で道路からは見えませんからね。
海底トンネル潜らなかっただけ良かったということで。

まあ、千鳥線は生きている路線なので、列車が走っているときに見に行くといいですよ。
今は私有貨車の留置もあんまりないようですし。