南部縦貫鉄道=レールバスという認識は未だ強いものがありますが、これ以外にも1両のキハが在籍していました。
初代は、もと筑波鉄道(初代→関東鉄道)のキハ103、そして2代目がこのキハ104です。


南部縦貫鉄道 キハ104 1999年5月 七戸 (保存)
一見してわかるとおり、もと国鉄の10系気動車。
1956年帝国車両製のキハ10 48で、1980年に入線しました。軸バネがウィングバネ・枕バネがコイルバネのDT22・TR51台車を履いているのが少々珍し車両です。無改造で使用されたとのこと。
入線時は旅客列車の運用が複数あり天間林でレールバスとの交換風景も見られたとのことですが、いつのまにか七戸のクラの中で「うごかん君」になっていたのは周知のとおり。
それでも関係者の努力により、現在でも動態保存されているのは嬉しいことです。