2004年の洋行の際に、独国はフランクフルト(マイン)のシュタットバーンU4の終点、
プロインゲスハイム(Preungesheim)で見たバスが本日のお題。
フランクフルトの市内交通を一手に引き受けるのは、VGF (Stadtwerke Verkehrsgesellschaft Frankfurt am Main = フランクフルト市交通営団)。ここは、ベンツ+ゼトラ(→Evobus)製のバスを多く保有しています。

このバスも全面から見る限り、いかにもフツーのベンツのバス(例・Citaro=シターロ)に見えます・・・・日本でも厚木の連節バスで、この系統のお面を見ることが出来ます
ところが、リアから見ますと・・・

なんじゃこりゃ・・三菱KK-MJもびっくりの形状をしています。
リアオーバーハングが殆ど無いじゃん・・・。
この車輛、ベンツの「Cito」と呼ばれるタイプで型式は「O520」、1998~2002年?に製造されました。
いちばんの特徴は、「Diesel Electric」すなわち、ディーゼルエンジンで発電してモーターを駆動する方式を採用していることです。鉄道で言うところの電気式ディーゼル動車と同じですね。
VGFのサイトには、保有する電車やバスの紹介ページがあります。
ところが、この車輛に関しては
英語版には記述がある(しかもコピペで作ったのかスペックに間違い)のに、何故か、
ドイツ語版の方に記述はありません。廃車になったのかな・・・?
画像はいずれも
2004年8月 プロインゲスハイム(Preungesheim ドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルトアムマイン市北東区)