関東バス初秋の名物といえば、彼岸の時期の烏01(烏山~久我山病院の循環系統)が挙げられます。
沿線に多数存在する寺院に、墓参する人が殺到するため、普段は、それほど客足を感じない路線であっても、この日ばかりは大型車が投入されます。

彼岸の中日、千歳烏山駅付近のバス停で。
画面の右側には乗り切れない客が長い列を作っていました。
烏01への大型車投入がマニアの間で有名なのは、久我山への往路が関東バスきっての狭隘路線であるため。3扉車の車齢を考えると富士7Eを見られるのもそう長くはないだろう・・ということで8年ぶりくらいに行ってみました。
そのときは、彼岸なのに中型ばっかりでしたが、この日は一番混む中日ということもあり、大型車が投入されていました。

改めてみてみると、立教女学院あたりのほうがもっと狭い感じもありますが。
それにしても、沿道は人・人・人、くわえて自家用車が狭い駐車場を巡って立ち往生し、さらに花売りのクルマが止まっているなど、運転士さんは大変だなあ・・と思ってしまいました。
はい、自分でやっていてなんですが狭隘路線趣味なんてのは、ノンキな外野の戯言だと改めて思うのでした。

この寺院街・・・通称烏山寺町は関東大震災の後に旧都心部の寺院が疎開してきたもの。
なかなか立派なお寺さんが多いなあ・・と思いました。
いずれも2008年9月撮影