今月の表紙を撮影したときの目的は、本当はこの車両でした。


(上)岳南鉄道ED402 2006年3月 吉原~ジャトコ前
(下)岳南鉄道ED403 2006年3月 比奈
岳南鉄道といえば、貨物列車。
沿線の製紙会社(日本大昭和板紙吉永工場)が荷主で、ワム80000やコキを連ねて比奈駅まで入ってきます。
それを富士山バックでばっちり写そう!ということで、ジャトコ前駅付近の水路沿いに行ったのですが・・この日は単機回送。そして、そのあと、あっという間に霞がかかってしまっておじゃんとなりました。
この車両、ED40形については、多くの文献で紹介されているので今更述べるまでもないでしょうが、
1965年日本車両製。もとは松本電鉄の車両で、奈川渡ダムをはじめとする東京電力による梓川の電源開発の資材運搬用に製造されたもの。1971年に、工事終了に伴い岳南に無改番で入線。当初より複電圧車だったため、改造箇所も殆ど無く、そしてそのまま主力機となりました。
2004年度にED403は荷主の広告塗装となり、豊橋鉄道7300系あたりを連想させる赤とクリームの派手な塗装になっています。このときに側面の社紋の位置が移動してしました。
戦後の日本車両製私鉄電機は、数は多くないものの、線のやわらかいスマートの車両が多いと思います。
この車両も当時の国鉄電機の影響を受けたデザインですが、独特の丸い感じがする車両ですね。