
いまや、市内線と路線運行が一体化し、ぱっと見た限りは専用軌道の路面電車になった宮島線。しかし、もとは高床式の車両が走る郊外電車であったことを思い起こさせてくれるのが、この広電廿日市駅です。高床式のホームに私鉄の郊外電車らしい小さな駅舎があります。1924年の開業時に建てられたもののようです。

道から一歩奥まった場所にある駅舎。
その中には小さな売店があり、ちょっとした待合室になっています。
また、昔ながらの窓口と改札が残されている点は、自動券売機によるきっぷ販売ではなく路面電車と同じ整理券・運賃直接収受の方法をとったためでしょう。熊本電鉄の北熊本駅などを連想しました。


最近の情報を調べたところ、窓口業務は既に終了し、また売店も廃止されて、その部分だけが取り壊されたそうです。
建物そのものもボロボロのようで、以前から構想のある連節電車重連化が具体化した暁にはなんらかの動きがあるように思われます。
なお、廿日市駅前にはレンガ造りの、これまた旧い変電所があります。
それも貼り付けようと探したのですが、無い!
デジカメの現在はいざ知らず、フィルムでは撮り忘れても気がつかないものなのです・・。
いずれも2002年8月