最近の復元塗装というと、車体などが全く変わった姿になった車両、もしくは単純に現在使用中の車両に、過去の塗装を再現したものが見られます。
そのようなものの元祖が、これではないかと思います。

・長崎電気軌道 151 2002年7月 長崎大学前
もとは王子電気軌道の400形で1925年 服部製作所製)。都電買収後、箱根登山鉄道小田原市内線を経て1956年に長崎へやってきました。ということで、箱根登山鉄道の旧塗装を塗られているのですが、長崎に入線する際に車体を完全に作り変えているため、面影は残っていません。
ワンマン化改造されることもなく、この1両だけが生き残り、現在はイベント時に稼動するのみです。
オリジナルの201形などがみな、張り上げ屋根に改造された今、かつての長崎電気軌道の面影を伝える存在といえるかもしれません。