日車標準型というと、私たちの世代には
「特徴がないのが特徴」という強烈?なフレーズと共に、ローカル私鉄らしい車両の一つと感じられるものだと思います。
とはいえ「標準型」といわれる割に、実際に導入したのは電車では新潟交通、松本電鉄、岳南鉄道の3社だけですから、そう平々凡々な車両というわけでもないのでしょう。・・・まあ、日車の標準仕様車という点なら昭和初期の鋼製車の一群のほうが遥かにバリエーションがありますね。


・新潟交通 モハ24 1998年10月 焼鮒
画像は、新潟交通の車両。1969年車体新造で名義上は東武鉄道モハ7(1925年日車製)です。
ただし、旧車体時代に台車を振り替えていますから、機器面はともかく外見では面影は無かったことになります。
さて、一般的に日車標準型は、ベンチレータがガーラント型で、ヘッドライトは、屋上から出っ張った形になります。しかし、一族の中で最後に製造された、このモハ24および25、12はベンチレータが箱型、またヘッドライトは大型化し、前頭部に埋められた形になる(この点はモハ21も同様)などの差があります。
そういえば、新交の日車標準型の中でこれだけ、なんで社紋が無かったんでしょうね・・・?