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カテゴリ:バス(日野車体)( 163 )
船木鉄道 日野P-RR172BA +日野車体
船木鉄道のバスについては、以前いすゞLT+キュービック日デ・いすゞの富士重工架装車を取り上げてますが、今回は昭和58年排ガス規制の日野レインボーを取り上げたいと思います。
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・船木鉄道 日野P-RR172BA +日野車体 1998年9月 山口県宇部市

まずは一般的な路線タイプの前後扉車から。型式から解る通り、エアサスを採用していました。
車体そのものは2段窓のごくごくオーソドックスなものですが、船鉄の路線車は前中扉を採用しており、前後扉は異端の存在でした。どのような事情があったのやら。
 
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・船木鉄道 日野P-RR172BA +日野車体 2000年8月 山口県美祢市

そしてもう1台はトップドアの貸切兼用車。
車内はハイバックシート、側面はメトロ窓で色付きガラスと貸切車としての側面が重視された仕様となっています。更に、ヘッドライトは角目2×2灯というオプションを選択し、バンパーは鍍金仕上げ、塗装も赤帯がグラデーションした特別なもので、扉脇にはレインボーのエンブレムが取り付けられるなど一般車とは随分と差別化された外観となっています。

船鉄の路線車はルーラル路線ばかりな割には代替が早く、2段窓のほうはとっくに無くなってます。
が、この貸切兼用のほうは貸切専用になったものの、今年7月時点での目撃情報があるなど、例外的に長生きしているようです。
by hiro_hrkz | 2019-09-06 22:05 | バス(日野車体) | Comments(0)
日田バス 日野KC-RX4JFAA +日野車体
小型路線バスの主力として全国各地の事業者で採用された日野リエッセ。その機動性あるいは収容力など、様々な面で小型路線バスの決定版であったと思います。
本日とりあげるのは、西鉄系列の事業者である日田バスの路線車両。第一世代の平成6年排ガス規制(KC-)適合の車両です。
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・日田バス 日野KC-RX4JFAA +日野車体 2005年7月 大分県日田市

ごくありふれたトップドアの車両で、車内はハイバックシートが並ぶどちらかといえば貸切車を思わせる仕様です。立席がないためか小型ナンバーです。
しかし、何より目を引くのは前面の窓下に取り付けられた方向幕。フロントガラスの中にあるよりは見やすいのはたしかですが、ちょっと重々しい感じですね。「日(バスセンター)田」という表記方法が、いかにも西鉄らしさを表していると思います。
by hiro_hrkz | 2019-07-06 22:19 | バス(日野車体) | Comments(0)
弘南バスの日野架装車
弘南バスは1990年代中頃から2000年代初頭にかけて、東京都交通局、小田急バス、横浜市交通局等から多数の移籍車を導入していました。その後は中扉を基本的に使用しない同社ゆえなのか、自家用の中型車にシフトしバスマニア諸氏の関心も低下していたようです。ところが、この数年間再び乗合事業者から路線車を導入するように変わっています。バリアフリー法の関係で再登録が難しくなたことや、中型の自家用自体が減少していることも背景にあると推測しています。

ここ最近の移籍車の主流を占めているのは、もと朝日自動車グループおよび同系の東武バスグループの車両です。今回は、その中から日野車体の車両をあげてゆきたいと思います。
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・弘南バス 日野KK-RR1JJGA +日野車体 2019年5月 上土手町(青森県弘前市)

まずはトップドアの中型車。もとは東武ダイヤルバス(→日光交通)の車両でエアサス車です。側面の方向幕は使っていません。東武ダイヤル時代から1両だけの存在です。
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・弘南バス 日野KK-RR1JJGA +日野車体 2019年5月 中土手町(青森県弘前市)
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・弘南バス 日野KC-RR1JJAA +日野車体 2019年5月 弘前駅前(青森県弘前市)

続いてはオーソドックスな前後扉のツーステップ車でもとは朝日自動車。ただし2台で型式は異なるようです。朝日系列のどこかの事業者を経由しているのかはわかりません。それにしても移籍時の車齢が前者で16年、後者は19年となるわけで、以前では考えられない高齢移籍ではあります。
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・弘南バス 日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2019年5月 青森駅附近

こちらはワンステップ車。
マーカーランプがついているので、朝日自動車が出だしなのは確実ですが・・・。
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・弘南バス 日野KK-HR1KEE +日野車体 2019年5月 弘前駅前(青森県弘前市)
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・弘南バス 日野KL-HR1JNEE +日野車体 2019年5月 弘前駅前(青森県弘前市)

ノンステップ車のHRも移籍しています。
9m車はもと朝日自動車、10.5m車はもと東武バスです。このうち10.5mには乗車することができましたが、中扉は棒で封鎖されており使用することができません。
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・弘南バス 日野KC-HU2MMCA 2018年8月 青森駅前

一方で純粋な大型車の移籍は少なく、東武・朝日関連はこれだけのようです。
もとは阪東自動車で国際十王自動車(伊勢崎)を経由しています。青森駅とショッピングセンターを結ぶ送迎バスで使用されています。なお、このバスの前任車も東武の車両(3扉のHT)でした。
by hiro_hrkz | 2019-05-06 20:00 | バス(日野車体) | Comments(0)
夕張鉄道の日野RU 2題
北海道の乗合事業者では平成6年排ガス規制(KC-)初頭のあたりまでは軸距5.0m以上の大型車の導入が殆どで、それよりも小さいサイズのバスは少数派でした。この中で、道央の夕張鉄道では昭和58年排ガス規制(P-)で日野の9m大型をまとまった台数、導入していたようです。
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・夕張鉄道 日野P-RU174AA +日野車体 1995年9月 夕張石炭の村(北海道夕張市)
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・夕張鉄道 日野P-RU174AA +日野車体 2004年6月 栗山駅(北海道夕張郡栗山町)

中型ではなく9m大型が選択されたのは、積雪期に大型車とトレッドが同じ方が都合がよかったのだろうと推測するところです。
この時期、日野の9m大型には中型がベースのP-RKと大型がベースのP-RU(1986年発売開始)の2種類がありましたが、夕鉄が導入したのは後者。北海道の事業者らしくエアサスが選択されていますが、冷房は無し。このあたりは、同じ頃にP-RUを導入した北海道中央バスと共通するところがあります。
扉配置は前中扉で、側面の方向幕が窓の天地一杯に使用するタイプとなっていました。
なお、下の画像の車両は前面窓から下が後天的改造で、平成元年排ガス規制(U-RU)以降の車両と同じ形状になっています。
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・夕張鉄道 日野KC-RU1JJCA +日野車体 2008年5月  大通東1(札幌市中央区)

夕鉄のRUには、こんな車両も。
貸切前構を持つ平成6年排ガス規制適合車。ただし「札幌200」ナンバーが示すように、こちらは移籍車です。
前歴は不肖。
夕張と札幌を結ぶ急行路線で使われていました。
by hiro_hrkz | 2019-03-03 16:44 | バス(日野車体) | Comments(0)
京都市交通局 日野K-RC381 +日野車体
年々、バスは仕様の標準化が進み事業者毎の差が減っています。
今回は、逆に仕様の差が際立っていた時代のバスの画像を1つ。
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・京都市交通局 日野K-RC381 +日野車体 1994年8月 三条京阪

京都市営バスの日野RCです。
 モノコックの時代から前面窓下に安全確認窓を設けていた事例は、京阪など他にも何例かありますが、ここはライト上とライト横の2か所に設けられていました。後扉は下半分にも窓がある仕様、側面の方向幕回りも2段に分割され上側に細い窓があります。一方、前面の方向幕は系統と行き先が分割されたものですが、左側面側が系統幕になっている事例は全国的に見れば少数派かと思います。
 そして京都市交のRCがなにより特徴的だったのは、側面の扉間の窓が等幅6枚であったこと。K-RC381は通常であれば、ここには幅の異なる窓が合計7枚並びます()。特注であったのでしょう。これはブルーリボンにも受け継がれ、他の関西地方の事業者にも広まることになります。
by hiro_hrkz | 2019-01-05 18:02 | バス(日野車体) | Comments(0)
北陸鉄道 日野U-HT2MMAA +日野車体
前回、奈良交通の固定窓のLVを取り上げましたが、
固定窓つながりでこんなバスを思い出したので取り上げる次第。
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・北陸鉄道 日野U-HT2MMAA +日野車体 (上)1997年10月、(下)2000年8月 金沢駅前

北陸鉄道の1994年式のU-HTです。
当時の北鉄の大型路線車は前中ワイドドア・メトロ窓でしたが、この車両は前後折戸の固定窓で製造されました。
 もともと一般路線用ではなく、「城下まちかなざわ周遊バス」の専用車として登場したもの。車内も和風の特別仕様が特徴でした。一方で、前面のヘッドライトが角形、セイフティーウィンドウつきなのは当時の北鉄の一般路線用U-HTと同じです。

 U-HTは、24-409~24-411(石川22き658~660)の3台が在籍。他に同仕様のKC-HT2MMCAが27-503、504(石川22き825、826)の2台ありました。一般路線転用時に前面窓下に取り付けられていた扇のヘッドマークや、側面のロゴが撤去されています。のちに窓上部の弧を描く飾りも撤去された車両があったようです。
by hiro_hrkz | 2018-11-04 18:36 | バス(日野車体) | Comments(0)
阪東自動車 日野P-HT235BA・U-HT2MMAA +日野車体
千葉県の我孫子市を中心に路線網をひろげる阪東自動車。
かつては中型など一部を除き日野+富士ばかりを導入していたことで知られます。
同社が日野車体架装の大型車を導入したのは1989年のことで、それ以降は平成6年規制車の最初の頃までは富士重工と日野車体の双方の導入が続きました。
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・阪東自動車 日野P-HT235BA +日野車体 1999年1月 千葉県我孫子市
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・阪東自動車 日野U-HT2MMAA +日野車体 1999年1月 千葉県我孫子市

画像は、旧塗装のP-HTと新塗装のU-HT。この間で車体の仕様は、マーカーランプの有無と座席のモケットの色程度が目につく程度で大きな差はありません。
P-HT223AA+富士5E導入時の仕様を踏襲しており、前中ワイドドアの扉配置にメトロ窓、側面方向幕は中扉の後、出入口の表示は行灯となっています。また画像ではわかりませんが、後部方向幕は千葉県の事業者に特有の大型です。
富士5Eではアクの強い仕様でしたが、日野車体の場合はそこまでの個性には感じないかなと思います。
by hiro_hrkz | 2018-09-05 00:51 | バス(日野車体) | Comments(0)
弘南バス 日野P-HT233BA +日野車体
横浜市交通局が車両の放出を再開したのは1997年度のこと。
移籍車を導入する事業者が増加していた中で、大型の軸距4.6~4.8m級が主体であったため、瞬く間に移籍車市場での売れ筋車種となりました。
当時、乗合の移籍車を積極的に導入していた青森県の弘南バスには、いすゞLVと日野HTが移籍しています。
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・弘南バス 日野P-HT233BA +日野車体 2001年6月 青森県五所川原市
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・弘南バス 日野P-HT233BA +日野車体 2003年9月 青森県弘前市

このうち日野HTは、1989年度導入車が9台という陣容で2000年頃に移籍しました。
中扉締め切り、側面は方向幕を使わず行先板を使用するのは当時の弘南バスの移籍車に共通の特徴。
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・弘南バス 日野P-HT233BA +日野車体 2001年6月 青森県五所川原市

うち3台は五所川原市の商工会議所が中心となって運営する100円循環バスの専用車となり、コース別に専用塗装となりました。こちらは前面の方向幕は固定でしたが、側面の方向幕を使用しており、また中扉も使用(前乗り中降り)していました。
東京都武蔵野市のムーバスの成功などの影響で各地でワンコイン政策が取り入れられていた時代の産物です。
のちに運賃の値上げやコースの統合を経てますが現在も「商店街循環バス」として続いているとのことです。
by hiro_hrkz | 2018-07-07 22:35 | バス(日野車体) | Comments(0)
東海自動車と箱根登山の日野P-RJ172BA +日野車体
東海自動車が中型車を導入したのは1983年のこと。当初はふそうMKのみでしたが翌年からは日野RJといすゞLRも加わり、以降、自社発注の路線車は中型が基本となります。
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・沼津東海バス 日野P-RJ172BA 2002年8月 三島駅(静岡県三島市)

画像は日野の1984年の導入車。合計3台が存在しました。
トップドアにメトロ窓という仕様ですが、このうち扉配置は当時の東海バスの標準。
一方、側窓については、この年のクルマは各社でマチマチ(ふそう:2段窓、いすゞ:T字窓)となっていました。

さて、このP-RJ(RR)_BAと一世代前のK-RJは、マニアから「一つ目」と呼ばれるように、前照灯が丸目1×2灯であることが大きな特徴でした。しかし、なかには貸切車と同様の角目2×2灯を装備するものもありました。

e0030537_22413070.jpg
・東海自動車 日野P-RJ172BA 1998年12月 修善寺駅(静岡県三島市)

東海バスの場合、1985~1988年に導入された9台が該当します。
1984年のクルマとは異なるのは前照灯だけなのですが、印象は一変しますね。
殆どが修善寺営業所に配置されていました。
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・沼津箱根登山自動車 日野P-RJ172BA 2001年3月 静岡県沼津市

この角目4灯のRJは、同じ小田急系列の箱根登山鉄道にも存在していました。東海道線の駅前で見る機会も多く、こちらのほうがメジャーな存在だったと思います。
東海自動車の車両と異なるのは窓が2段窓であり、またマーカーランプやラインフローファンがない点などがあげられます。
側面の方向幕が前扉と窓一枚隔てて設置されているのは、運転席から左側面の確認をしやすくするためだと聞いたことがあります。

画像は当時、沼津周辺を分社した沼津箱根登山自動車に所属していた車両。
2002年10月に行われた静岡県内のバス事業(箱根登山鉄道直営の熱海地区と沼津箱根登山)の東海バスへの委譲※に伴い、これらRJの中にも東海バスグループに移管されたものが存在しました。

※沼津箱根登山自動車が沼津東海バスに全事業を譲渡。沼津東海バスは沼津登山東海バスに社名変更。
 同時に箱根登山鉄道はバス事業を沼津箱根登山自動車に譲渡。沼津箱根登山自動車は箱根登山バスに社名変更。

by hiro_hrkz | 2018-05-05 00:11 | バス(日野車体) | Comments(0)
九州産業交通 日野K-RC321P +日野車体
バスに関して消滅してしまったものに、貸切車・長距離路線車の短距離路線向け格下げ改造というものがあげられると思います。現在でも改造なしで転用されるものはありますが、かつて各地で見られた中扉の増設などは、貸切車の高床化が進むと構造上無理が生じ、また燃費の悪さも目立つようになって消えてゆきました。おおむね、モノコックボディーの時代までで、その後は非常に数が少なくなっています。
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・九州産業交通 日野K-RC321P +日野車体 1998年9月 熊本県荒尾市

九州産交は、そんな格下げ改造が非常に多かった事業者です。地元のイズミ車体で各種車両が改造を受けました。
とはいえ、これらも多くは1990年代中盤までには過去帳入りしており、個人的に間に合ったのはこれ(と、スケルトンボディになってからの1台)のみでした。
1981年製造で、中扉に折戸を増設・フロントガラス下に行き先表示の増設を行っているのは、それまでの改造車に同じ。しかし、産交の格下げ改造で特徴的だったヘッドライトの丸目1×2灯への交換されておらず、改造前の雰囲気をあまり壊していません。

産交は県内外と熊本市を結ぶ長距離路線が多く存在し、一般路線もそれなりに距離のある路線が存在していたため、このような改造車が多発した理由だったと感じるところです。

by hiro_hrkz | 2018-03-04 01:43 | バス(日野車体) | Comments(0)